2011年11月26日土曜日

iPi Desktop Motion Capture 収録まとめ2 セッティング編

iPi Desktop Motion Capture 1.3.1.124のモーションキャプチャの手順と成果メモです。
今回は機材と収録環境のセッティング編

以下の手順説明部分は結構 iPi soft wikiから引用してます。



 ■PCとKinectの接続するときの注意点など
・Kinectは給電が別途必要なので必要なコンセント数を用意
・Kinectは必ずPCのUSB2.0以上のポートに単体で接続
・録画前の段階でKinectは使用ポート毎にドライバインストールを済ませておく
・PC起動後数分はKinect及びPC機材が安定しないため収録しない

また、初めて録画をする場合は、Kinectのドライバがきちんとインストールされているかを
デバイスドライバで事前に確認するのが良いです。左がOKで右がNG一例です。
 
右になっていたら、一部ポートがUSB2.0未対応か配電自体がセパレート構成の可能性ありです。
PCを起動して数分後、一度iPirecorderを起動してKinectが2台認識されるか確認し、

画像のdepth入力を確認します。
問題ないようだったら次に進みます。


■キャプチャ環境の条件
・3m*3m*2m程度以上の範囲に大きな凹凸のない照明付きの室内、または薄曇りの公園など
・秒数間Tポーズで立っていられるアクター
・そこそこ体にフィットした、赤外線を変に反射しないジーンズと長袖

ココらへんの条件は結構曖昧ですが、キャプチャの精度を高めるためにはいろいろカオス要素を
排除していくのが肝心だと思います。

キャプチャ環境は 1R程度の広さで最低限のキャプチャは行えますが、床のゴミは片付け、
服装は形状がひらひら変わるようなものはやめたほうが良いです。

キャプチャ環境を整えたらKinectを配置していきます。

■二種類のKinect配置方法
iPiで選択できるKinectの配置方法は2つ
・2台をアクターを中心にした同心円状に30-90度で並べる


・2台をアクターを中心にした同心円状に110-180度で並べる


この二種類は部屋の環境によって選ぶのが良いと思います。 どちらも選べる空間があるなら、
収録アクションの胴体~手がどのように重なるかを念頭において配置するのが良いです。
立ち止まって両手を交差させる演技が多いなら30-90、くるくる回る演技なら110-180でしょうか。


配置を決めたら実際に置いて行きます。

各Kinect配置の位置と高さは図に書かれた通りにですが、追加で幾つか注意点を守るようにすると
、収録後作業や全体の精度が上がると思います。

■配置時に気をつける点
・30-90度で展開する場合、80度程度が理想に近い
・1台目のKinectで上半身と接地面を過不足なく捉えられる場所に配置する
・2台目はアクターの身長より少し高い位置で、接地面を捉えつつ胸部をカバーできるよう配置する
・次回以降、環境を正確に再現できるように、Kinectの位置と高さをメモで残しておく。



 次回 キャリブレーション編に続く

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